何だかなあ
2008-04-05


あと、元論文の Table 2 の10の研究分野の合計は、112を上回ってます。これは、112人の CV に記載された研究分野の累積ですから、複数書いている人も当然いる(むしろそっちが当然?)ということでしょうね。ちなみに、元論文には Appendix: The exact research areas of the 112 economists. がついてます。

 蛇足ながら、安田先生の
>オマケ
>ところで、今回取り上げられた新進気鋭の若手経済学者112人の中には誰一人として「経済学史」や「マルクス経済学」を専攻としている研究者はいません。

これ、元論文の Appendix: The exact research areas of the 112 economists. 見ると、
Economic History 5
とあります。さすがにマルクス経済学ってのはいないか。ま、元論文中の "popular research areas" には入らない、ってことでしょうね。

 この元論文の Appendix も興味がある向きには面白いのでは(なお、 Technological change に数字が入ってないのは脱字でしょうかね)。
 また、もっと詳細を見れば、どの研究分野とどの研究分野が重なることが多い、とかもわかって面白いんじゃないでしょうか。もっとも、経済学専攻された方には当たり前すぎて面白くないかも知れませんが。

 個人的には元論文の "brain drain" という言い回しが面白かったです。なるほどね、という感じです。

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